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チャレンジド第一号T君のぷれジョブ12月27日

遅ればせながら明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

12月27日、とうとうチャレンジドT君最後のぷれジョブの日です。

小雨降るなか、「第16回ぷれジョブ始めます!」とT君元気に挨拶できました。

骨折から復帰してからのT君の仕事ぶりは、本当に目を見張るものがあります。

一回にたばこを補充する数は、最近2つ分くらいだったのですがこのところ一回に4つ分の見本を持って在庫棚まで向かうようになりました。これはT君にとって、とても上達したことなのです。

一回に4つ分の在庫の数を憶える…最初のころには考えられない数です。もちろんサポーターの声かけも必要なのですが、4つ分の見本のたばこを混乱せずエプロンにひとつずつ確認しながらポケットにしまいます。商品ですから落とさないよう丁寧に。

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また在庫棚で補充すべきたばこを探す際は、以前よりずっと早く見つけ出すことができるようになっています。すぐに見つけることができると「いっぱつーー!」と嬉しそうに言います。一発ですぐに見つけられたよ!ということです。こちらも、その都度、「すごいね」と褒めながら進めていきました。

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補充する数が多く、販売機ひとつ全部は終わらせることはできなかったものの無事仕事を終えることができました。

ぷれジョブの後、最後ということでT君、事業者のOさん、T君のお母さん、サポーターのKさん、同じくサポーターのHと5人でお茶をし、T君の成長やぷれジョブについて話しました。

T君が明るくまたやる気があったから最後までできたこと、迎い入れる側の事業者もチャレンジドにかかわりながら仕事をやってもらい、徐々に任せていったことがよかったということ。またサポーターは焦らずゆっくりと待つ気持ちが大事ということ。そして、ひとつひとう積み重ねていけば出来るようになる、ということをT君に見せていただきました。

ぷれジョブ、それにかかわる方々、T君、に出会えたことをこころから感謝します。9か月間、本当にありがとうございました。

サポーターH

 

 

 

 

 

 

 

 

チャレンジドT君のぷれジョブ10月4日

10月4日

T君、手を骨折してしまいぷれジョブは1か月半ほどお休みしておりました。

久しぶりのぷれじょぶにも拘わらず、 きびきびとしているTくん。

長いお休みがあっても体は仕事を憶えているようで、ブランクを感じさせませんでした。

まず、たばこをビニールの袋から出す時、ピタッとした袋から出すのは意外と難しいのですが

器用に親指を使って少しずつきゅっきゅと押し出して取り出します。

手伝おうとすると「自分でやる」と言い、仕事に自信が出てきたようです。

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また、補充すべきたばこの見本を一つ、販売機からとり在庫棚のところに持っていくのですが、いざ補充するたばこを販売機に入れる時に大事なことは、見本で持って行ったたばこを先に入れることです。

賞味期限の短いものから入れるということですが、その作業をそうすけくんは注意深くできるようになりました。事業者のOさんから何度も言われたことを覚え注意するべき点だとわかっているのですね。

作業全般通し、初めのころ、中盤のころに比べると非常にスピードも上がっていて、前は一つの販売機全部終わらなったのですが2つ目の販売機までとりかかることができました。

「やりたくない」とか「いやだ」とかネガティブな言葉を一切言わないTくん。明るく前向きな性格でどんどん作業も上手になっていると感じます。

今では Oさんの手を借りずT君とサポーターだけで50分の作業ができるようになりました。

1時間事業者さんの手を煩わせることなく、1時間の与えられた仕事に真摯に臨む大切さ。そんな当たり前のようなことを考えさせられます。最初は上手にできなくても回を重ねると少しずつ出来るようになるんですね。

Tくんのぷれじょぶは年末まであと数回。Tくんと一緒にがんばりたいと思います。

サポーターH